避妊
避妊

避妊は、望まない妊娠を防ぐだけでなく、ご自身のライフプランや健康を守るためにも重要です。現在はさまざまな避妊方法があり、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。
避妊は、単に妊娠を防ぐだけでなく、心身の負担を軽減し、将来設計を安心して考えるために欠かせない医療的ケアです。
適切な方法を選ぶことで、避妊の失敗リスクを大きく下げることができます。
| 避妊方法 | 主な作用 | パール指数※ |
|---|---|---|
| コンドーム | 射精後に精子が子宮内に進入することを物理的に予防する | 2(人) |
| 低用量ピル(ファボワール) | 排卵を抑制する | 0.3(人) |
| ミニピル(スリンダ) | 排卵を抑制する | 0.39(人) |
| ミレーナ | 子宮内膜を薄くして受精卵の着床を防ぐ | 0.5(人) |
腟外射精腟の外で射精をする4〜20(人)
避妊なし85(人)
参考:避妊方法と効果について.国立成育医療研究センター
※パール指数とは:各避妊方法を1年間正しくおこなった場合に、100人の女性のうち何人が妊娠するかを表した数値。値が小さいほど、避妊の効果が高い。
最も一般的な方法で、性感染症(STD)の予防にも有効です。手軽に使用できる一方で、装着ミスや破損による失敗のリスクがあります。
エストロゲンとプロゲスチンの作用で排卵を抑えることで妊娠を防ぎます。正しく服用すれば非常に高い避妊効果が期待できます。エストロゲンの影響でごくまれに「血栓症」のリスクが生じます。喫煙者や40歳以上、高血圧、肥満の方など特に注意が必要です。
エストロゲンは含まれず、プロゲスチンのみの製剤で、同様に排卵を抑制します。エストロゲンが含まれていないために血栓症のリスクが極めて低いために、血栓のリスクの高い喫煙者、40歳以上、高血圧症など血栓のリスクが高く低用量ピルが飲めない方でも服用可能です。
子宮内に装着することで、装具からプロゲスチンが子宮内に持続的に放出され、内膜が増殖しなくなるため、長期間避妊効果が持続する方法です。5年間で効果が続くため、継続的な避妊を希望する方に適しています。装着前に、クラミジア感染症と子宮体がん検査を行います。通常の内診の姿勢で、数分で装着できます。分娩歴のある方の方がよりスムーズに装着できると思いますが、分娩歴のない方にも入れることは可能です。性行為経験のない方は基本的には難しいと思われます。
避妊に失敗した場合や無防備な性交後に服用することで妊娠の可能性を下げる方法です。性交後できるだけ早く服用することが重要です。
避妊方法は、ライフスタイルや体質、今後の妊娠希望の有無によって最適なものが異なります。
いずれの避妊方法も、完全に妊娠を防げるわけではありません。
医師と相談しながら、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
高い避妊効果が期待できる低用量ピルであっても、服用を忘れてしまうと十分な効果が得られない可能性があります。また、コンドームも使用中の破損などにより避妊に失敗するケースがあります。
こうした万が一の状況に備え、性交後には緊急避妊薬(アフターピル)の使用を検討することも一つの選択肢です。さらに、避妊の確実性を高めるためには、ひとつの方法に頼るのではなく、複数の方法を併用することも有効とされています。
避妊は一人で抱える問題ではなく、パートナーと共に考えるべき大切なテーマです。お互いに納得できる方法を選び、安心して過ごせる環境を整えていきましょう。
正しく使用した場合、低用量ピルやミレーナは非常に高い避妊効果があります。ただし、性感染症予防も考慮する場合はコンドームとの併用が推奨されます。
基本的に服用を中止すれば排卵は再開し、妊娠への影響はないとされています。
使用自体は可能ですが、あくまで緊急時の手段です。継続的な避妊方法としては適していません。
コンドームの破損・装着ミス、ピルの飲み忘れなどが主な原因です。正しい使用方法を守ることが重要です。
避妊はどちらか一方の責任ではなく、双方で考えるべき問題です。将来設計や健康面も含めて話し合うことが大切です。
| ファボワール | 2,400円 |
|---|---|
| スリンダ | 3,300円 |
| ミレーナ | 53,000円 |
| アフターピル | 8,800円 |
それぞれ上記金額に加え、初診料3,000円または再診療1,500円がかかります。
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